自分で毛抜きはNG!体への影響と危険性とは
毛抜きは百均等で簡単に買えるので家に置いてある人が多いと思います。
脱毛したい部位の毛を自分で毛抜き処理すれば、多少痛くてもタダでできるしお得では?と考える人も少なからずいるようです。
しかし毛抜きによる自己処理は様々な弊害をもたらす危険があるのでお勧めできません。
本章では毛抜きによる自己処理の危険性や体への悪影響について見ていきます。
毛抜きを使っても毛母細胞は残る
毛抜きを使って体毛を抜き取ると、痛みが強いものの毛を一気に引き抜くことができるので快感を得ることができるかもしれません。
しかし体毛を作り出す毛母細胞は皮膚の深いところにあり、毛抜きによる抜毛によって引き抜くことはできません。
時間が経てばまたムダ毛は生えてくるので、痛い思いをしても永続的な脱毛効果を得ることはできないのです。
細菌感染のリスク
毛抜きで無理に抜毛すると、そこから細菌感染を起こす危険があります。
炎症が進むと治療が必要になり、その場合は脱毛施術もできなくなります。
細菌感染の影響がおさまっても黒ずみなどが残ってしまうことも考えられるので、後々までのリスクを発生させることになってしまいます。
埋没毛のリスク
無理に抜毛すると、そこにかさぶたができて新しい毛が生えてきた時に問題になることがあります。
かさぶたによって体毛が皮膚の外に出ることができず、皮膚の下で行き場を失ってしまう埋没毛となる危険があります。
見た目に気持ち悪いだけでなく、内部で細菌感染を起こしてしまうと治療が大変になることもあるので注意が必要です。
脱毛施術ができなくなる
一般的なレーザー脱毛や光脱毛は毛のメラニン色素に反応し、ダメージを与えて効果を得るものです。
毛抜きで抜毛するとメラニン色素を持つ毛がなくなってしまうので、施術の効果を得ることができなくなってしまいます。
その場合は施術スケジュールの変更などが必要です。
脱毛施術前の自己処理法
医療機関やサロン等で脱毛施術を受ける際、事前にある程度自己処理をしてくるように言われることがあります。
その場合毛抜きで抜毛してしまうと上述の通り施術の効果がなくなってしまいますし、その他のリスクや弊害もあります。
ですから事前の自己処理は毛抜きではなく、シェーバーを使って行うようにしてください。
カミソリでも自己処理は可能ですが、カミソリは肌に傷をつけてしまうリスクが高いので避けた方が無難です。