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効果的な脱毛のために知っておきたい「毛周期」とは

全身脱毛をするメリットと注意点

効率よく進められる医療脱毛においても、一回の施術で脱毛を完了させることはできないので、もどかしい思いをするかもしれません。
効果的な脱毛を考える上では「毛周期」について知っておくことが大切で、これによって施術機関とのスケジュール調整もスムーズになります。
本章では毛周期とは何か、脱毛施術との関係について見ていきましょう。


毛周期とは?

毛周期は体毛が生えてから自然に抜けるまでのサイクルのことを言います。
全ての体毛は一定のサイクルに従い、生えては抜け、また生えるという生え変わりを繰り返しています。
大きく成長期、退行期、休止期に分かれ、成長期はさらに成長期前期、成長期後期などに細分化することもできます。
成長期はその名の通り毛根が毛を成長させる期間です。
毛根は皮膚の深いところにあるので、成長期前期にはまだ体毛が皮膚の外まで成長していないため目で確認することができませんが、皮膚の下では元気な体毛が作られている段階です。
成長期後期になると皮膚の外まで成長するため目で確認することができるようになります。
一定の成長期の次は退行期に入り、毛の成長が止まり、自然と抜け落ちていきます。
その後は休止期に入り、体毛の発生や成長を行わない時期に入ります。
休止期が終わればまた成長期を迎え、新しい体毛を作り出すことができます。

部位によって毛周期が異なる

毛周期は体毛の部位によって異なります。
腕や脚などは成長期が3か月~4か月程度で、毛の成長が止まる退行期と休止期が5か月から6か月程度とされます。
トータルで毛周期は8か月~10か月程度です。
ワキは成長期が4か月程度、毛の成長が止まる退行期と休止期が3か月程度とされ、トータルで毛周期は7か月程度です。
VIOは個人差があるものの成長期が1年から2年と長くなり、毛の成長が止まる退行期と休止期が1年から1年半程度、トータルで毛周期は2年~3年半程度とされています。
ヒゲは成長期が4か月~1年程度、退行期と休止期が1か月程度とされ、毛周期は5か月~1年予程度とされます。

脱毛施術に効果的な毛周期とは

脱毛施術に効果的な時期はズバリ成長期です。
脱毛レーザーはメラニン色素に熱を伝えて効果を出すのですが、体毛の成長期はメラニン色素が活発に分泌されるため、脱毛効果が最も期待できる時期です。
退行期はメラニン色素が薄くなるので、レーザーの効果を十分に発揮できません。
また休止期にはレーザーを打っても効果が期待できないので、時期をずらして成長期にある毛を狙って施術することになります。
脱毛施術が1回で終わらないのは、この毛周期が関係しているためです。